目次
はしがき
序 論
第一章 人類学と植民地主義?研究誌を鳥瞰する
第一部 人類学と植民地の記述
第二章 植民地行政、エヴァンス=プリチャード、ヌエル人
第三章 植民地統治論としての台湾宗教研究
第四章 ブヌン族の「絵暦」研究 釈義─植民地台湾での人類学研究の断面
第五章 カリブ海地域の植民地主義と文化人類学─クレオールな主体をめぐって
第二部 統治政策と技法
第六章 朝鮮植民地支配と名前の「差異化」─「内地人ニ紛ハシキ姓名」の禁止をめぐって
第七章 植民地と「バイリンガリズム」─安藤正次と台湾
第八章 ヒンドゥー寺院の法人類学
第九章 墓地を通してみた植民地主義─シンガポールの英領直轄植民地期を中心として
第三部 植民地化とジェンダー
第十章 ジェンダーとミッション─オーストラリアにおける植民地経験
第十一章 アフリカ人女性作家と植民地主義─カリクスト・ベラヤを中心に
第十二章 移住者たちの「内鮮結婚」─植民地主義と家父長制
第十三章 国民国家と帝国の男性主義的な紐帯
第四部 文化の創出と展示
第十四章 「民衆的工芸」という他者表象?植民地状況下の中国北部における日本民芸運動
第十五章 民族の展示─植民地主義と博物館
第十六章 パリ・インドシナ美術館─ムラージュと回復される時間
第五部 ポスト・コロニアリズムの表象と葛藤
第十七章 植民地主義と他者表象─ペルーの「ピシュタコ」をめぐる語りの諸相
第十八章 英国陸軍グルカ旅団の宗教政策─現地人兵士と二つの国家
第十九章 創られた王国の彼方に─西ケニヤ・ワンガ王国史の歴史語りから
第二十章 植民地化と生活世界の可変性─韓国・済州島の一海村の事例から
第二十一章 韓国仏教の屈折と蛇行─妻帯僧問題に見いだせるポスト・コロニアル状況
あとがき
索引
序 論
第一章 人類学と植民地主義?研究誌を鳥瞰する
第一部 人類学と植民地の記述
第二章 植民地行政、エヴァンス=プリチャード、ヌエル人
第三章 植民地統治論としての台湾宗教研究
第四章 ブヌン族の「絵暦」研究 釈義─植民地台湾での人類学研究の断面
第五章 カリブ海地域の植民地主義と文化人類学─クレオールな主体をめぐって
第二部 統治政策と技法
第六章 朝鮮植民地支配と名前の「差異化」─「内地人ニ紛ハシキ姓名」の禁止をめぐって
第七章 植民地と「バイリンガリズム」─安藤正次と台湾
第八章 ヒンドゥー寺院の法人類学
第九章 墓地を通してみた植民地主義─シンガポールの英領直轄植民地期を中心として
第三部 植民地化とジェンダー
第十章 ジェンダーとミッション─オーストラリアにおける植民地経験
第十一章 アフリカ人女性作家と植民地主義─カリクスト・ベラヤを中心に
第十二章 移住者たちの「内鮮結婚」─植民地主義と家父長制
第十三章 国民国家と帝国の男性主義的な紐帯
第四部 文化の創出と展示
第十四章 「民衆的工芸」という他者表象?植民地状況下の中国北部における日本民芸運動
第十五章 民族の展示─植民地主義と博物館
第十六章 パリ・インドシナ美術館─ムラージュと回復される時間
第五部 ポスト・コロニアリズムの表象と葛藤
第十七章 植民地主義と他者表象─ペルーの「ピシュタコ」をめぐる語りの諸相
第十八章 英国陸軍グルカ旅団の宗教政策─現地人兵士と二つの国家
第十九章 創られた王国の彼方に─西ケニヤ・ワンガ王国史の歴史語りから
第二十章 植民地化と生活世界の可変性─韓国・済州島の一海村の事例から
第二十一章 韓国仏教の屈折と蛇行─妻帯僧問題に見いだせるポスト・コロニアル状況
あとがき
索引
内容説明
人類学と歴史学の対話から生まれた共同研究の成果。複眼的視点から、日本を中心にアジア、アフリカ・南米の過去と現在を問う。植民地化とジェンダー、ポスト・コロニアリズムの表象と葛藤等のテーマを取り上げる。