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音楽療法の視点に立った保育支援の試み

実践記録の分析と新たな提案

音楽療法の視点に立った保育支援の試み

発達障害児への音楽療法の実践記録と提案

著者 谷村 宏子
ジャンル 教育・心理
福祉
出版年月日 2012/03/31
ISBN 9784862831088
判型・ページ数 A5・206ページ
定価 3,080円(本体2,800円)
在庫 在庫あり
 

目次

序 章
 1 問題の所在と研究の目的
 2 幼稚園・保育所の障害児受け入れの現状と課題
 3 自閉症/音楽療法─定義とその問題性
 4 障害児への支援と音楽療法に関連する先行研究の概観

第1章 個別支援の実践による自閉症児の音楽行動の変容
 1 音楽療法の視点による個別支援
 2 支援の概要と記述・分析の方法
 3 実践報告と考察

第2章 自閉症児を対象とした音楽活動における音・音楽の機能
 1 発達臨床的視点
 2 分析の方法
 3 結果と考察

第3章 乳幼児音楽行動の発達プロセススケールの作成と音楽行動の分析
 1 プロセススケールの意義
 2 「乳幼児音楽行動の発達プロセススケール」の実際
 3 プロセススケールによる評価
 4 プロセススケールの妥当性

第4章 保育における音楽療法の視点による音楽活動の可能性
 1 条件の整備
 2 音楽活動による支援に向けての提案
 
附論 省察と展望・断章
 1 音楽療法と保育の相互補完的関係
 2 障害児をとりまく子どもたちの育ち
 3 保育者養成カリキュラムにおける音楽療法の可能性
 4 自己肯定感を育む音楽活動
 5 音によるキャッチボールからやり取りへ
 6 模倣のモデルは大人より子ども?
 7 こだわりからの解放
 8 子どもに身近な素材
 9 内界に蓄積された感情表現
 10 楽器音によるやり取りがコミュニケーションへの一歩
 11 音楽とは何か?の問いを
おわりに

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内容説明

音楽療法の考え方と方法を活かしつつ自閉症児に対応する保育の可能性とその具体的なあり方を、著者自身の実践例の報告、考察、批判を通して提示する。 関西学院大学研究叢書 第152編

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