目次
序 論
第一章 作家露伴生成の道程考 ──資質を培ったもの
第二章 幸田露伴『露團〻』考
第三章 幸田露伴『風流佛』考
第四章 幸田露伴少年文學『惡太郎のはなし』考 ──作品表現と聖書世界との関連を視座として
第五章 幸田露伴少年文學『休暇傳』考 ──すべて「吉」のつく理想郷をめぐって
第六章 幸田露伴評論『愛』考 ──「基督教」への言及と、初出時の「〈中略〉」部をめぐって
終 章 本論視座の必然性の立証 ──露伴とキリスト教との関連(点検と再考察)
結 論
初出一覧
あとがき
第一章 作家露伴生成の道程考 ──資質を培ったもの
第二章 幸田露伴『露團〻』考
第三章 幸田露伴『風流佛』考
第四章 幸田露伴少年文學『惡太郎のはなし』考 ──作品表現と聖書世界との関連を視座として
第五章 幸田露伴少年文學『休暇傳』考 ──すべて「吉」のつく理想郷をめぐって
第六章 幸田露伴評論『愛』考 ──「基督教」への言及と、初出時の「〈中略〉」部をめぐって
終 章 本論視座の必然性の立証 ──露伴とキリスト教との関連(点検と再考察)
結 論
初出一覧
あとがき
内容説明
東洋的視点から見られることが多い作家・幸田露伴の作品を、露伴の時代明治初期から日本の近代化の過程において影響を及ぼしたと考えられる、キリスト教の影響という視座から検討し、その根底に流れる思考を考察する。