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立ち上がる艦砲の喰残し

沖縄における教育・文化の戦後復興

立ち上がる艦砲の喰残し

民俗学、教育学(教育史、美術教育)、児童文学を専門領域とする複数の研究者による、「沖縄」を共通の研究視座とした共同研究。

著者 齋木 喜美子 編著
ジャンル 歴史・地理
教育・心理
出版年月日 2022/03/30
ISBN 9784862833365
判型・ページ数 A5・110ページ
定価 1,540円(本体1,400円)
在庫 在庫あり
 

目次

はしがき

第一章 沖縄戦後初期の学校における日本語教育─山城宗雄に注目して 近藤健一郎
 はじめに
 一 沖縄戦直後の学校教育の再開
 二 山城宗雄とその標準語教育実践
 おわりに

第二章 米国施政権下の戦災校舎復興と国頭村辺戸上原土地開拓事業 泉水英計
 はじめに
 一 戦災校舎復興
 二 辺戸上原土地開拓事業
 おわりに

第三章 戦場の記録と記憶の継承における課題─「ひめゆり」のイメージ形成に少女雑誌が与えた影響を手がかりに 齋木喜美子
 はじめに
 一 「ひめゆり」物語とは何か
 二 「少女」の共同体に吸収された「ひめゆり」像
 三 「美談」のゆくえ
 おわりに

第四章 儀間比呂志の美術─画法に映る沖縄の近・現代 喜久山悟
 はじめに
 一 大嶺政寛の原風景
 二 南洋への出奔
 三 現代美術の影響と表現スタイルの形成
 四 中国木刻画・上野誠

おわりに
あとがき

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内容説明

戦前の歴史的事象についても取り上げ、教育や文化の連続性を意識しつつ、戦後沖縄の再始動と復活の過程を記す。具体的な資料を活用し、戦前から戦後の沖縄教育・文化の営みをわかりやすく解説。

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